ロシアレンズの伊勢湾岸の旅
導入
前記事でJupiter-8 50mm f/2を紹介しました。
メルカリで8300円で購入したレンズですが、果たしてまともに使えるのか気になるところ。
そこで、このレンズを一日中使い倒す旅行に行ってきました。
ついでに、財布を買い替えたかったり松阪牛を食べたかったりしたので、三重県の伊勢湾沿いをいろいろ巡っていくことにしました。
財布を新調する
まずは財布を新調するために、ここに行ってきました。
東海圏にお住まいの皆様にはおなじみ、三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島です。
愛知県と三重県のほぼ境目にあるアウトレットモールです。
すぐ隣に長島スパーランドというこれも有名な遊園地があり、このジャズドリーム長島や長島温泉などを含めて長島リゾートとして売り出しています。
さて、ここへは財布を新調するために来たわけですが、思っていたよりもたくさんシャッターを切ってしまいました。
ほんの少しではありますが、載せていきます。
ちなみに、全てニコンZ6 + Jupiter-8 50mm f/2で撮影しています。
絞れば現代のレンズと遜色ない解像感のある絵を撮ることができますが、開放気味で撮ると輪郭もふんわりした絵になります。
あと、Zeissのコピーというだけあって独特の雰囲気を醸し出しています。
その場の空気まで写し撮る、とまでは言いませんが純正のレンズでは簡単には出せない雰囲気にはなっていると思います。
ちなみに、財布はしっかり新調しました。
お伊勢参り
ジャズドリーム長島で財布を購入した後、そのまま南下して伊勢神宮に向かいました。
ちゃんと調べてなかったのが悪かったのですが、伊勢神宮には外宮の内宮があり、最初は外宮に行きました。
外宮についてから内宮の存在に気づきました。
外宮で撮影した写真を見て思ったのは、遠景描写の甘さです。
特に木々の葉がふんわりした描写になってしまっています。
もう少し絞れば解像感が出るかもしれませんが、基本的に風景描写には向いてないのかもしれません。
外宮を一通り回ったあと、内宮に向かいました。
マイカーで向かったのですが、駐車場が見つからずちょっと焦りました。
撮影していて気づいたのですが、空の色合いを現実にほど近い色合いで撮影することができます。
これはレンズのおかげというよりも、カメラのホワイトバランスの調整がうまくできているおかげかと思います。
Z6には「自然光オート」というホワイトバランス設定がありますが、それはうまく色合いを調整してくれているのだと思います。
松阪牛を食べる
いただいたお店はこちら。
洋食屋牛銀です。
隣に牛銀本店というすき焼き店があります。
本当はそちらで食べようとしていたのですが、あまりに高そうなお店(実際にメニューを見たら高かった)なのでやめてこちらにしました。
牛丼をいただきましたが、松阪牛はやはりジューシーで美味しいですね。
ちなみに料理の写真は、カメラでは撮影できませんでした。
というのも、Jupiter-8は最短撮影距離が70cmで椅子に座った状態では料理が近すぎてピントが合わせられないのです。
この、近距離撮影ができないという欠点を補うための「ヘリコイド付きマウントアダプター」というものも世の中にはあるのですが、残念ながらZマウント用のはないので、今のところは割り切って使うしかありません。
下の写真はiPhone Xで撮影しました。
おわりに
Carl Zeiss SonnarのコピーレンズであるJupiter-8 50mm f/2のみで日帰り旅行に行ってきました。
マニュアルフォーカスでピントを合わせるのは思っていたよりも難しく、ピンぼけ写真もいくつかできてしまいました。
また、最短撮影距離の長さも地味に痛いですね。ヘリコイド付きマウントアダプターの登場を待ちたいと思います。
ではでは、今回はこの辺で。